ぬっぺの学習備忘録

ぬっぺの学習備忘録

大学生「ぬっぺ」が、アウトプットの場として日々なにかを書き込むブログです。

費用とは「金」か「時間」か

はじめに

就職活動は、何かと費用がかさみます。

スーツを揃え、髪を黒に染め直し、テストの参考書を探し、交通費を払う。中には、テスト回答集なるものを購入している者もいるかもしれません。

さて、いま挙げたのは全て「お金」の費用がかかる例でしたが、費用とはそれだけなのでしょうか?

 

いいえ、費用には「時間」も含まれています。

 

説明を受けている時間、面接内容を調べるため必死でネットサーフィンする時間。

就職活動には、何かと時間がかかるのです。

 

これが、機会費用という考えに通ずるものとなります。

 

ですが、時間は費用として計りずらいものです。そこで、いくつかの金銭費用の情報をもとに、自分の時間の値段を求めてみましょう。

 

 

 

 

 1、説明を受けている時間

まずは、説明を受けている時間。

合同説明会や企業別説明会では、比較的長い時間を費やしてしまいます。短くとも1時間、長いものだと4時間以上かかるものも。

ここでは、単純に最低賃金を利用してみましょう。もちろん、その説明会が行われている場所の最低賃金です。

 

例えば、京都市内にある「みやこめっせ(身バレしそうだな)」で、およそ7社があつまり各々が説明会を行う4時間のイベントがあったとしましょう。というか、ありました。

京都市内の最低賃金は856円。4時間であれば

856(円)×4(時間)=3,424(円)

機会費用だけで、結構な額になりました。

 

さらに、ここまで京都市バス(片道230円)の往復費用も含めると

230(円)×2+3,424(円)=3,884(円)

 

 2、ネットサーフィンの時間

次に、ネットサーフィンする時間の費用。これは、代わりにWebライター」をしたらいくら貰えるか、で推定してみましょう。

なんでも、Webライターは1文字1円で買ってもらうことが多いらしく、また100文字の文章は大体5分で書けるそう。

つまり、5分で100円、時給換算で1,200円。毎日2時間ネットを使って就活情報を探しているあなた、もしWebライターとして依頼をこなせば2,400のお金になるかもしれません。

 

3、1駅歩く時間

これは余談ですが、「一駅歩いちゃうぞ!」がいくらなのか考えてみましょう。

私は目的地が1駅先であったら、迷わず徒歩を選択する。だが、これが本当に節約となっているのだろうか?

地下鉄烏丸線 今出川〜丸太町を例にとる(私の最寄り駅)。料金は210円、徒歩だと15分ほどかかる。時給換算すると

210(円)×4=840(円)

なんと!私の努力は最低賃金以下の価値しかないのだ!

…まぁ今後も、一駅だったら歩くけど。

 

まとめ

以上のように、就職活動においては金銭だけでなく時間も費用として考えるべきです。食事がついたり、報酬がでる選考会。果たして本当に得なのだろうか?と疑問を持つことが大事だと思います。

 

 

 最後に

この文章は1,200文字で書かれています。1文字1円だと1,200。欲しいな……。