機会に支配される日
「いつか機械に支配される時代が来る」
これはイーロン・マスクが、AIを扱う非営利組織を起こした際に語っていたものの一部である。
世界の最先端で、機械やインターネットサービスの未来を担う彼は、機械が人間を凌駕しうることに対し、懸念を抱いている。
だが、彼よりも前に このことに気づいた者がいる…
そう、私だ。
機械は私たちを支配しうる。
いや、すでに機械に支配されているのだ。
首を振っている扇風機。その風にあたるため、身体を左右に動かすことはないだろうか。その時、あなたは「扇風機に支配」されている。
「あれ、どうしたんだろ」
携帯の指紋認証が上手くなされず、いろんな指で認証されるか試していないだろうか?その時、あなたは「指紋認証装置に支配」されている。
「お掃除ロボットのために、障害物となりそうなものをどかす」
「寝転がってテレビをみていて首を痛める」
「ブレた写真にならないよう、不格好な姿勢でカメラを構える」など、
例を挙げるとキリがない。
我々が機械に支配される日は近い。
まぁ、だからどうしたって話だが。